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第1回「富岳」航空機プロジェクトシンポジウム


ごあいさつ
 文部科学省「富岳」成果創出加速プログラム「航空機フライト試験を代替する近未来型設計技術の先導的実証研究」では,「富岳」などのHPCを利用することにより,高忠実な圧縮性流体の準直接(壁面モデルLES)解析が実機フライト試験の代替となりうることを先導的に実証し,さらには学術研究から産業応用・実用までの使用に耐えうる高忠実な圧縮性流体解析のHPC基盤アプリの構築を進めています.
 本プロジェクトで開発を進めている最新の圧縮性LES基盤ソルバーFFVHC-ACEは,産業界・学術界の方々に広く使っていただけるHPC圧縮性LES基盤ソルバーとして広く公開することを目指しています.本シンポジウムではFFVHC-ACEの性能・機能について,航空機メーカーをはじめとする産業界や大学・研究所などの学術界と共有し,今後の公開を見据え議論することを狙いとしています.
 多数の皆様のご参加をお待ちしています.

東北大学大学院工学研究科 教授
課題責任者 河合 宗司


シンポジウム概要
タイトル 第1回「富岳」航空機プロジェクトシンポジウム
開催日時 2022年3月23日(水)13:00〜17:30
開催場所 Zoom会議(オンライン開催)
主催 「富岳」成果創出加速プログラム「航空機フライト試験を代替する近未来型設計技術の先導的実証研究」(課題代表機関:東北大学)
定員 100名
参加費 無料
申込方法 要事前申込
申込受付期間 2022年2月15日〜3月18日
問い合わせ先 「富岳」航空機プロジェクト事務局
E-mail: fugaku-symposium-admin(末尾に@grp.tohoku.ac.jpをつけてください)
課題ホームページ: http://www.klab.mech.tohoku.ac.jp/fugaku/


プログラム
13:00-13:05 開会の挨拶
高木亮治(JAXA)
「富岳」航空機プロジェクトの最新状況セッション
13:05-13:20 「富岳」航空機プロジェクト課題概要とシンポジウム趣旨について
河合宗司(東北大)
13:20-13:50 FFVHC-ACEのキー技術紹介1:壁面モデルLES
玉置義治(東北大)
13:50-14:20 FFVHC-ACEのキー技術紹介2:計算スキーム(KEEPスキーム)
久谷雄一(東北大)
14:20-14:50 FFVHC-ACEのキー技術紹介3:「富岳」高速化チューニング
高木亮治(JAXA)
14:50-15:20 FFVHC-ACEのキー技術紹介4:自動格子生成と航空機全機LES解析例
淺田啓幸(東北大)
15:20-15:30 コーヒーブレーク
産業・研究応用への期待セッション
15:30-16:00 航空機開発現場における「富岳」活用とその意義
畑中圭太(三菱重工)
16:00-16:30 CRM-HL Ecosystemプロジェクトでの活動状況と「富岳」航空機プロジェクトへの期待
上野陽亮(川崎重工)
16:30-17:00 航空機着陸進入時の空力・騒音解析の課題とFFVHC-ACEへの期待
村山光宏(JAXA)
17:00-17:25 全体ディスカッション
河合宗司(東北大)
17:25-17:30 閉会の挨拶
河合宗司(東北大)