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「富岳」航空機プロジェクト


Density gradient
Jet fluid (passive scalar)
LES of jet mixing
in supersonic crossflows
Kawai & Lele, AIAA J. 2010


次世代航空機研究センター



高レイノルズ数空力研究会


河合・淺田研究室にようこそ

河合研究室は2019年にスタートした比較的新しい研究室で,アカデミックな研究オリエンテッドな研究室です.誰も答えを知らない質と独創性で世界で勝負できるアカデミックな研究を目指して活動しています.東北大学大学院工学研究科・航空宇宙工学専攻・航空システム講座・空力設計学分野を担当しています.

 河合研究室では,現状の航空機・宇宙機開発における実機フライト試験への依存度を激減させ,航空機・宇宙機開発にデジタルイノベーションを起こすことを目指して,複雑な流体・空力現象を予測・制御可能とする次世代の高忠実・数値流体シミュレーション研究およびデータ駆動科学研究を行っています.研究対象は,航空機・宇宙機に関わる流体・空力現象のみならず,様々な流体力学現象(特に圧縮性流体力学現象)や計算科学,データ駆動科学・機械学習に関わる幅広い研究分野を興味の対象とし,理化学研究所の「富岳」を初めとする最先端のスパコンを駆使して,質と独創性で世界で勝負できるアカデミックな研究を目指しています.より詳細な研究内容については研究内容のページをご覧ください.
 また我々の研究グループは文部科学省・「富岳」成果創出加速プログラム「航空機デジタルフライトが拓く機体開発DXに向けた実証研究」の実施機関(課題責任者:河合宗司)としても活動しています.本プログラムでは,スーパーコンピュータ「富岳」を用いて,高忠実な数値流体シミュレーション技術とデータ駆動科学の融合による航空機デジタルフライトが,今までの延長線上ではない機体開発DX促進技術となることを世界に先駆け実証していく研究を進めています.また三菱重工グループと共同で,将来航空機設計プロセスの革新的DX促進,さらには圧縮性流体の関わる幅広い産業製品群に本研究成果の適用を図っていきます.


河合研究室における航空機開発にデジタル革新を起こす次世代の高忠実・数値流体シミュレーション研究
研究室のセミナー情報はこちら Seminar

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2025.03.03
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河合特任助教,他の研究成果 Logarithmic mean approximation in improving entropy conservation in KEEP scheme with pressure equilibrium preservation property for compressible flowsJournal of Computational Physicsに掲載されました.KEEPスキームのエントロピー保存を向上させ,かつ圧力平衡を満たす離散化法を導出しました.理想流体のKEEPスキームの理解が深まりました.
2025.02.04
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伍井さん(修士学生)が第56回流体力学講演会/第42回航空宇宙数値シュミレーション技術シンポジウムでの発表において日本航空宇宙学会 優秀講演賞を受賞しました!おめでとうございます!
2025.02.03
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三菱重工の研究員の方々との共同研究成果 航空機における非定常剥離流れの高精度予測を実現する大規模LES解析技術の適用性検証が三菱重工技報の新製品・新技術特集に掲載されました.
2025.01.24
福島で開催された令和6年度航空宇宙空力シンポジウムにて河合教授が講演を行いました.
2025.01.14
"Wall pressure fluctuations in wall heated and cooled shock wave and turbulent boundary layer interactions, International Journal of Heat and Fluid Flow"に掲載された加熱・冷却壁を伴う衝撃波・乱流境界層干渉DNSデータを乱流データベースに追加しました.
2025.01.13
北海道大学・寺島准教授のグループとの共同研究研究成果Localized thickened flame model for stretched premixed flamesCombustion and Flameに掲載されました.2021年に提案した詳細反応機構を用いた燃焼解析手法Localized Thicked Flame (LTF)モデルを基盤に,伸長火炎への展開を提案しています.
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