河合・淺田研究室にようこそ
2015年にスタートした比較的新しい研究室です.2019年より東北大学大学院工学研究科・航空宇宙工学専攻・航空システム講座・空力設計学分野を担当しています.
河合研究室では,現状の航空機開発における航空機実機フライト試験への依存度を激減させ,航空機開発にデジタルイノベーションを起こすことを目指して,複雑な流体・空力現象を予測評価可能とする次世代の高忠実・数値流体シミュレーション研究を行っています.研究対象は,航空機に関わる流体・空力現象のみならず,様々な流体力学現象(特に圧縮性流体力学現象)や計算物理学,データ科学・機械学習に関わる幅広い研究分野を興味の対象とし,理化学研究所の「富岳」を初めとする最先端のスパコンを駆使して,質と独創性で世界で勝負できるアカデミックな研究を目指しています.より詳細な研究内容については研究内容のページをご覧ください.
また我々の研究グループは文部科学省・「富岳」成果創出加速プログラム「航空機デジタルフライトが拓く機体開発DXに向けた実証研究」の実施機関(課題責任者:河合宗司)としても活動しています.本プログラムでは,スーパーコンピュータ「富岳」を用いて,高忠実な数値流体シミュレーション技術とデータ駆動科学の融合による航空機デジタルフライトが,今までの延長線上ではない機体開発DX促進技術となることを世界に先駆け実証していく研究を進めています.また三菱重工グループと共同で,将来航空機設計プロセスの革新的DX促進,さらには圧縮性流体の関わる幅広い産業製品群に本研究成果の適用を図っていきます.
河合研究室における航空機開発にデジタル革新を起こす次世代の高忠実・数値流体シミュレーション研究
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